橋渡しブログ

94歳の母逝く

ジム・ロジャースの「日本への警告」という本の紹介が目にとまり読んでみました。とても面白く、久しぶりに一気読み、世界的な投資家ですから、当然と言えば当然なのですが、やはりぼーっと生きてんじゃね~よっ!!って言われているようで身につまされます。

様態が悪化したと母の入院する病院から連絡があり、待合室に泊まり込みを始めて3日目の18日未明、ちょうど干潮(午前2時)に母は息を引き取りました。まさに大往生。94歳と高齢で、いつその時が来てもおかしくない年齢でしたので覚悟はしていたつもりでしたが、いざその時が来ると、やはり気が動転してしまいます。その衝撃は父のその時と比較にならない位大きいものでした。泣き虫の私は泣きっぱなし!通夜には葬祭場に眠る母の近くに床を敷き広い部屋でしたが母の眠るそばに寝ることになりました。最後の夜に何度も何度も母に「おやすみなさい!ありがとう」を言いながら……。

日ごろから睡眠薬に頼る私は少し多めのお薬を飲みいつもと同じようにぐっすり眠る。思えば父が逝ってからお薬を服用するようになり、もう9年が経ちました!今ではりっぱなお薬依存症です。メンタルクリニックに行く度に毎回同じことを聞かれ、同じ答えをし、同じ薬を処方される。これはもうこれから先もずっと続くのでしょう…。母に認知症の症状が現れ、施設に入所して3年が経つ頃に今のパートナーに出逢いました。あれから6年、今もし彼女がいなければどうなっていたかと思うと空恐ろしくなります。もしかしたら母が自分が逝ったこの時のために彼女に逢わせてくれたのかも知れないとさえ思うのです。有り難いことです!!感謝!感謝‼

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